マンションの防水の悩み解決

屋上防水の種類

屋上防水の種類

屋上防水材料には色々な種類がありますが、
大きく分けると、「アスファルト防水」、
「シート防水」、「塗膜防水」の3つがあります。

 

アスファルト防水

 

1970年頃までの防水は、
明治末期の近代建築発祥地の頃から使用されている
アスファルト防水が主流でした。

 

モルタル防水

 

アスファルト防水の他には、モルタル防水がありましたが、
モルタル防水は、受水槽などのコンクリート製タンクの防水に使用されていて、
屋上には、塔屋など面積が小さな部分に、稀に使用される程度でした。

 

モルタル防水は、コンクリートにひび割れが生じると、
モルタルにもひび割れが起こり、水漏れしてしまうことから、

 

シート防水材と塗膜防水材

 

1980年代になると、合成高分子材料の発展と共に、
塩化ビニル樹脂系や合成ゴム系シート防水材、
アクリル樹脂系やウレタンゴム系塗膜防水材が使われるようになりました。

 

これら新しい防水材は、
建築業界が必要としたというより、
化学材料メーカーがプラスチックスの販路を開拓するため、
建材に進出した結果生まれたという見方もあります。

 

初期には、これら防水材の使用の失敗もありましたが、
改良が重ねられ、現在では建築には欠かすことができないものとなっています。

 

現在の防水材

 

現在の防水材は、アスファルト防水、シート防水、
及び塗膜防水がそれぞれ3分の1程度を占めています。

 

アスファルト防水は、新築専用の防水で、
シート防水と塗膜防水は、改修用が圧倒的に多いです。

 

つまり、新築では大半がアスファルト系、
改修では殆どがシート防水と塗膜防水で、
両者がそれぞれ改修の概ね50%のシェアを占めています。

 

マンションに限定していえば、
シート防水は、塩化ビニル樹脂系が殆どで、
塗膜防水材は、ウレタンゴム系が多く、続いてアクリルゴム系になります。

 

塩化ビニル樹脂系を中心としたシート防水は、
1uあたり2〜3箇所を下地のコンクリートにビスで固定するのが主流です。
この工法を、「メカニカルファスナー工法」、或いは「絶縁工法」といいます。

 

屋根の全面にシートを張りつける工法で防水するシート防水は、
設備の基礎などが多い複雑な形状の屋根には不向きです。

 

ウレタンゴム系を中心とする塗膜防水は、
液状の材料を塗り防水層とするものです。
複雑な形状のものにも対応しやすいという特徴があります。

 

ウレタン防水

 

2000年代になると、一般の建築の際、新築に、ウレタンゴム系塗膜防水、
つまり「ウレタン防水」を採用する例が出てきました。

 

これは、新築時のコストの削減が可能なこと、
将来のメンテナンス性を検討するとメリットが高いと判断されたことによります。

 

不飽和ポリエステル樹脂系(FRP防水)

 

不飽和ポリエステル樹脂系(FRP防水)は、
木造一戸建て住宅のバルコニーや、ルーフバルコニーの防水に対し、
一般的に使用されています。

 

また、屋上緑化の防水層としても使用されることが多くなっています。

 

防水工法の分類

 

防水工法/アスファルト系: 
  アスファルト防水熱工法・アスファルト防水冷工法・改質アスファルトトーチエ法

 

防水工法/シート防水: 
  加硫ゴム系・非加硫ゴム系・塩化ビニル樹脂系

 

防水工法/塗膜防水: 
  ウレタンゴム系・アクリルゴム系・ゴムアスファルト系・
 不飽和ポリエステル樹脂系(FRP防水)・ポリマーセメント系

 

防水工法/その他:
  ステンレスシート系


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