マンションの防水の悩み解決

2回目以降の屋根の防水改修方法

2回目以降の屋根の防水改修方法

長期修繕計画

 

改修は、2回目だけでなく、3回目、4回目・・・と、続きます。

 

ですから、1回目の屋上防水改修を改質アスファルトルーフィングシートトーチ工法、
或いは、被せ工法のウレタンゴム系塗膜防水、
または塩化ビニル樹脂系シート防水で行ったとすると、
それから10〜15年後に、2回目以降の屋上防水改修時期が来ます。

 

2回目以降の屋上防水改修時期が来たとき、
どのような改修をするのかを考えることはとても重要です。

 

また、2回目の改修が終わっても、3回目、4回目の改修時期がきますから、
そのときの事も含め、考えておかなければなりません。

 

これは、防水改修単独ではなく、外壁、及び設備配管などを含め、
長期修繕計画として予定しておくことが必要です。
ただ、どの分野でも10年経つと、新しい工法が開発されるなど、
常に事情は変化するという点が難しいところです。
長期修繕計画は、少なくとも10年以内に見直さなければなりません。

 

しかし、将来の技術の変革を予測することはとても困難です。
ですから、現時点の技術で、それぞれの1回目の改修工法はどうなるのかを考えてみます。

 

漏水が生じれば、補修または改修せざるを得ません。
また、漏水が生じていなくても、補修または改修をせざるを得ません。

 

漏水が生じていなくても、予防保全と呼ばれる考え方に基づいて、
漏水が生じる前に、補修または改修をする例も多いです。

 

改修の際、まず、ポイントとなるのは、
一回目の改修防水層を撤去するかどうかです。

 

撤去すると工事中の降雨での漏水の可能性が問題になります。

 

改質アスファルトルーフィングシートトーチ法

 

改質アスファルトルーフィングシートトーチ法では、
1回目の改修防水層を撤去しないで、
2回目に同じシートをもう一層重ねて張り付け改修します。

 

3回目・4回目以降の改修でも、
同じような方法で、重ねて張り付け改修することができます。
ただし、層が厚くなりすぎて支障が出る事も考えなければなりません。

 

ウレタンゴム系塗膜防水工法

 

ウレタンゴム系塗膜防水工法は、一回目の改修防水層を撤去せず、
2回目の改修でも、同じウレタンゴム系塗膜防水材を
重ね塗りすることが可能である場合が通常です。
3回目以降の改修でも、同じ方法で施工することができます。
2mm厚の工法でも、5回塗り重ねれば、厚み10mm程度になり、
100年ぐらいはびくともしない丈夫な防水層になります。

 

塗膜防水のひび割れ追従性能は塗膜厚に比例し、
向上します。
厚くなればなるほど、性能はアップします。

 

ですが、表面の紫外線劣化は進行しますから、
トップコートの塗替えが大前提です。

 

塩化ビニル樹脂系シート防水工法

 

塩化ビニル樹脂系シート防水工法の2回目の改修は、
一般的に撤去張替えになります。

 

ですが、撤去張替えを行えば、
撤去した際の降雨で漏水する可能性があります。
ですから、1回目の改修防水層を撤去せず、
2回目の改修で同じシートをもう一層、
重ねて改修することは可能です。

 

ただ、一回目の改修防水層に、
ディスクと呼ばれるステンレス板を固定するために
ドリルで穿孔する際、
既存防水層に穴をあけることになるので、防水性能が失われます。

 

可能であれば、1回目の改修で施工した防水層と一体化し、
2回目の改修でさらに防水層としてグレードアップすることが理想です。

 

塩化ビニル樹脂系シート防水とウレタンゴム系塗膜防水は、
どちらも被せ工法ですが、こういった点で決定的に異なってきます。

 

 

防水改修を行うたびに、防水層としての性能がよくなる、
グレードアップするのはとても歓迎すべきことです。

 

改質アスファルトルーフィングシートトーチ工法は、
3層になるとトップコートの塗替えだけで50年程度維持することができます。

 

 

ですが、10年間隔程度でのトップコートの塗替えが大前提です。

 

もし、部分的に補修を必要とする箇所があっても、
トーチ工法の特徴として部分補修は簡単です。
部分補修を行った上で、全面のトップコートも塗り替えれば済みます。

 

ウレタンゴム系塗膜防水も厚みが4〜6mmになると、
トップコートの塗替えだけで50年度は維持できると考えられますし、
塗膜防水の場合でも部分補修は簡単です。
部分補修を行った上で、全面のトップコートを塗り替えれば良いでしょう。


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