マンションの防水の悩み解決

防水改修と断熱をあわせて行う方法

防水改修と断熱をあわせて行う方法

防水と断熱をあわせて行う方法の一般的な方法とは、
外壁は室内側にポリウレタン樹脂を吹きつけて発泡させ断熱する内断熱です。

 

ですが、最近は、外断熱にして、建物の耐久性が大幅に向上するもの、
省エネルギー、CO2対策にも貢献する方法を採用するところも増えています。

 

屋上については、1970年代に、内断熱から外断熱に変わっています。
そして、屋上の外断熱は、防水層と組み合わせる
「断熱防水」となっているところが多いです。

 

1960年代までは、屋上もスラブコンクリートの下に断熱材を打ち込むか、
接着する内断熱工法が主流でしたが、
ポリウレタンフォーム断熱材が普及した1970年代ころから、
断熱防水が急速に取り入れられるように変化しました。

 

断熱防水の種類

 

断熱防水は、大きく分けると2種類あります。

 

一つは、断熱材の上に防水層を施工する今までの工法と、
もう一つは防水層の上に断熱材を施工するアップサイドダウン工法です。

 

従来の方法では、ポリウレタンフォーム断熱材を組み合わせて
露出防水とすることが一般的です。

 

アップサイドダウン工法では、ポリスチレンフォーム断熱材と組み合わせて、
非露出防水とするのが一般的です。

 

非露出防水を被せ工法で改修するときは、
殆ど断熱が問題となることはありません。

 

これは、表面から断熱が劣化しているかどうかを
観察することができないという理由だけでなく、
組み合わせているポリスチレンフォーム断熱材は水没状態になっても、
殆ど吸収しないので、
断熱性能の低下も少ないことが確認されているという理由もあります。

 

断熱露出防水の防水改修で、
既存の防水層や断熱材が、撤去せざるを得ないほど劣化していることがあります。

 

この場合は、断熱層に水が充満し、
全面的にポリウレタンフォーム断熱材が吸収し、
断熱性能が大幅に低下していると考えられます。

 

そして、この場合は、アスファルト防水層にシワが目立ち、
ルーフリングジョイントのアスファルトには、
アリゲーターとも呼ばれるワニ皮状のひび割れが目立つ状態を伴っています。

 

一般的に断熱露出防水では、
熱が防水層下側の断熱材に遮断された状態になって、
防水層に蓄熱し、
シワなどの変形が進みやすく、
防水層の劣化も早くなってしまう傾向があります。

 

断熱改修と防水改修を同時に行なう場合は、
断熱露出防水工法の中から選びますが、
ウレタンゴム系塗膜防水は、
断熱露出防水工法を仕様化しているメーカーもあります。

 

その仕様とは、ポリウレタンフォームの表面に
ガルバリウム鋼板を一体化した断熱材を下地にビスでとめ、
超速硬化ウレタンゴム系防水材をエアレススプレーマシンで吹きつける工法です。

 

ガルバリウム鋼板は、亜鉛とアルミの合金をメッキした合板で、
錆びにくいものです。
断熱露出防水工法は、防水層が蓄熱して劣化するものだと、
耐久性を維持することができなくなります。

 

そのため、耐久性に優れている超速硬化ウレタンゴム系防水材を使用します。

 

超速硬化ウレタンゴム系防水材は、
汎用のウレタンゴム系防水材より耐久性が優れています。

 

塩化ビニル樹脂は、可塑剤を加え、伸び性能を与えています。
ですが、可塑剤は低分子なので、大気中に揮散してしまいますから、
シートは次第に伸び性能が低下し、劣化します。
シートに蓄熱すれば、劣化が早まることをはやむを得ません。


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